C#を攻略しよう

c#

変換

ToStringを使って変換する        string.Formatで書式指定

文字列から10進数のINT型へ、さらに16進数の文字列へと変換するなど、各種の変換を行うサンプルプログラムです。

変換


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1.「ファイル」→「新しいプロジェクト」→「WINDOWSアプリケーション」を選択。

2.ツールボックスから「Button」と「TextBox」、「Label」を上図のように配置する。

3.「button1」をダブルクリックして、イベントハンドラを追加する。

4.下記のコード(黒文字部分)を入力する。

private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{

     try
     {
         label1.Text = Convert.ToInt32(textBox1.Text).ToString("X");
     }
     catch (Exception ex)
     {
         MessageBox.Show(ex.Message);
     }
}

メソッドの上にマウスポインタをもってくると、ポップアップヒントが表示されます。またF1キーを押すと、ヘルプが立ち上がります。

5.「デバッグ」→「デバッグ開始」または、F5キーを押すと、デバッグとともにプログラムが実行されます。

6.テキストボックスの中で、数字を入力すると、それを16進数に変換し、ボックス下のラベルに表示します。

<解説>

Convert.ToInt32( 引数 )は、引数で指定された文字列を、INT型に変換します。

Convertクラスの主な静的メソッドには以下のとおりです。

ToInt16 指定した値を16ビット符号付き整数(short型)に変換します。
ToInt32 指定した値を32ビット符号付き整数(int型)に変換します。
ToInt64 指定した値を64ビット符号付き整数(long型)に変換します。
ToString 指定した値を、String形式に変換します。
ToBoolean 指定した値をBOOL値に変換します。

ToString( 引数 )は、引数で指定した書式に基づく文字列へと変換します。
引数は省略することも可能です。

引数で指定できる書式には主に次のようなものがあります。

C 通貨(例: \111,11 )
D 10進数(例: 123 )
E 浮動小数点(例: 1.23E+006)
F 固定小数点(例: 123.123)
N 数値(例: 153,216 )
P パーセント(例: 100%)
X 16進数(例: 2F35)
00000 桁揃え(例: 00135)

 

 

 

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